FIAT500の価格
今週末にFIAT 500 (cinquecento)が発売開始。
個人的には、このデザインでこの価格(225万)なら
安い!
と思うのだが、冷静に分析してみようと思う。
欧州車なので、ハイオク仕様なのが厳しいかもしれない。
スポーツカーならともかく、このサイズのクルマではね。
レギュラーでも走るだろうけど、そのときの燃費は心配。
でも、その代わり安全装備はしっかりと装備されている。
- ABS(アンチロックブレーキ)
- TCS(トラクションコントロール)
- ESC(横滑り防止装置)
- ブレーキアシスト
- サイドエアバッグ
と充実。
特に横滑り防止装置とサイドエアバックは、
このサイズの日本車にはほぼ装備されてない。
クルマの歴史が長い欧州車だからこその装備かと。
で、ここでベース車となったFIATパンダをチェックしてみる。
基本のシステムはほぼ一緒。
エンジン出力が少し低いが、まあ、分からないだろう。
安全装備はやはりしっかりしているが
- TCS(トラクションコントロール)
- ブレーキアシスト
が装備されていない。
ブレーキアシストが付いているFIAT500の方が、
より一般向けの人達を想定しているのだろうか。
FIAT500とパンダの価格差は197万と225万で28万円。
- エンジン出力
- 安全装備
- 質感
を考えれば、FIAT500の方がお得と考えられる。
多分、コレが一番の対抗馬だと思われる。
MINIの中ではベースグレードだが、
FIAT500と比べたらエンジンも一回り大きいのが搭載されている。
安全装備は
- ブレーキアシスト
が装備されていない。
価格は231万とFIAT500と6万高となるが
質感やエンジンを考えるとMINIの方が一枚上手。
クルマのデキはMINIの方が高いだろうし
デザインのバックグラウンドに関してもMINIもFIAT500も
歴史があるので、差がないと言える。
FIAT500の最大のライバルと言える。
最後に日本車代表
147万円
安いねー
そして、充実のユーティリティ性能
やはりここいら辺は日本車の面目躍如といったところか。
ボディ剛性とか大丈夫なの?と心配するけど
それよりも、助手席側のピラーが無いことの方が大事なのだろう。
確かに幼児がいる家庭にはもってこいだろう。
安全装備は
- TCS(トラクションコントロール)
- ESC(横滑り防止装置)
- サイドエアバッグ
が付いてない。
コストを重視した結果なのだろう。
見た目には反映されない部分だしね。
家族を安全に運ぶ。
という部分に金をかけるのは大事だと思うんですがね。
まとめると、
一番コストパフォーマンスがよいのはMINIとなる。
何も考えずに、ユーティリティ性能&絶対的な価格を重視するなら
やはり軽自動車になるだろう。
FIAT500は、デザインなどコレじゃないとダメ。という部分があればお奨め。
欧州車として見ると価格は妥当と思われる。
FIAT500は売れると思うが、MINIと比べると不利なのは否定できない。
沢山売れるとイイですね。